こんにちは、ヨメです。
不妊治療の一環で人工授精にトライした経験があります。
あまり思いつめず、ゆるゆるとやっていました。
今回は、人工授精に至った経緯などをまとめていきたいと思います。
一部デリケートな表現がありますので、苦手な方はお戻りください。
私が人工授精にステップアップした理由・きっかけ
私が人工授精を始めたきっかけを少々赤裸々に語っていきたいと思います。
夫婦二人とも性に対して淡泊
二人とも性に対して淡泊です。
それに加え、共働きでお互い忙しく時間がない。精神的にも肉体的にも余裕がない。日常生活でいっぱいいっぱいな毎日でした。
結婚して3年が経とうとしていますが、漠然と「子どもが欲しい」という想いがお高いあっても、行動に移せないでいました。
お互いの体調不良
交互に体調を崩し、体調が優れない日が少なくありませんでした。
私の卵管機能
不妊治療を始める際に、まずお互いの生殖機能について不妊専門クリニックで検査をしました。
卵管造影検査の結果、私の卵管の機能が少し弱いということがわかりました。
今の年齢だとギリギリセーフなんだけど、年齢を重ねると更に弱まる可能性が高く、深刻な状態になってしまうかも、と。
この時、早いうちに不妊治療に着手した方が良いとのアドバイスを受けました。
更にこの時、子宮にポリープも見つかりました。
ポリープがあるままだと、受精卵が子宮に着床しないケースがあるそうなので、手術で取りました。

このようにいろいろな要因が重なり、周りと違って私たちは自然に子どもを作るのは難しいと判断しました。
そこで、「えいや!」と人工授精にステップアップしたのでした。
クリニック選びのコツ、重視した点など
私は働きながらの不妊治療でしたので、以下の点を重視してきめました。
自宅・会社からのアクセスのしやすさ
人工授精や体外受精は1クールで3~5回程度受診が必要です。
平均すると週一回は通院しなければいけません。
遠くてアクセスの悪いクリニックだと通わなくなりそうなので、立地は重視しました。
予約が取りやすいこと
webから来院予約ができて、医師が多く予約枠が多いところを選びました。
「一人の医師に親身になって対応してもらいたい」という想いは全くなく、行くたびに医師が変わっても気にしない人間です^^
待ち時間が少ないこと
30分くらいで診察が終わることもあって助かってます!結果的にはポリープ手術を受けたクリニックに引き続きお世話になっていますが、この基準でクリニックを選んで本当によかったと思います。
働きながらの通院は大変ですが何とか続けられています。
人工授精の大まかな流れ
人工授精とは、下記のような流れで行っていきます。
1クールで3~5回程度受診が必要です。
受診①卵子のチェック(生理中)
生理1~5日目の間に、卵子のチェックを行います。
チェック項目としては、
- 前回排卵した卵子が残っていないか
- 新しい卵子が何個できているか
- 新しい卵子の成長具合
などなど。
検査の方法ですが、膣内超音波検査です。
卵管までぐりぐりと機器を挿入します。何回やっても痛いです^^;
卵子の成長具合によって、排卵誘発剤(母体の卵子の成長の促すお薬)が処方されます。
受診②卵子のチェック(排卵前)
受診①時点からの、卵子の成長具合をチェックします。
検査の方法ですは、受診①と同じく、膣内超音波検査です。
卵子が丁度よい具合に育っている場合は、人工授精日の調整をします。
卵子が育ちが足りない場合は、再度薬が処方されたり、後日また検診になったりします。
卵子の成長具合によっては、今クールの人工授精中止の判断がなされることもあります。
受診③人工授精
朝方に自宅で精子を取り、クリニックに持っていきます。
クリニックで精子洗浄の処置があるので、少し待ち時間があります。
洗浄が終わったらいよいよ精子注入です。
注入は膣内超音波検査よりさらに痛いです。^^;
結果を待つ
結果の判断は生理がくるか、こないかです。
生理がきたら失敗、来なかったら成功です。
私の通っているクリニックでは、人工授精終了後は受診する必要はなく、そのあたりは自己判断です。
生理がきたら、また受診してね~って感じです。
(結果待ち中も、受診したらしたで対応いただけると思いますが。)
以上が、人工授精の大まかな流れです。
あとがき・不妊治療について思うこと
共働きの家庭が増え、それに比例して人工的な力で妊娠を試みようとする夫婦が増えることは自然なことだと思います。
医学は進歩しているので、それを使っていかないと、正直損をする場面もでてくると思います。
私はそう考え人工受精に踏み切りました。
主人も協力してくれ、二人三脚で行っています。
人工授精の場合、大体1クールで5万くらいかかります。
不妊治療は病気ではないので、だいたいが自費治療になります。高いです。
不妊治療したいけど、経済的な理由でできないという家庭はたくさんあるのだと思います。
もしも不妊治療が保険診療が適用されるもしくは、助成がされれば、確実に出生率は上がると思うのですがね。
今回はここまでです。